「式場探しって、何から始めればいいの?」
「ブライダルフェアは行くべき?」
「どうやったら後悔しない式場選びができるの?」
はる結婚が決まったばかりの頃、私自身も同じことで悩んでいました。
2025年2月に結婚式を挙げた、はるです。
私は2024年4月にプロポーズされ、約2ヶ月後の6月に式場探しを終えました。
その過程で「ブライダルフェアの回り方」「式場の比較ポイント」「見積もり交渉のコツ」を学び、結果的に総額100万円以上の値引きにも成功しました。


実際に私は8つの式場を見学しました(※ちなみに平均の見学件数は2~3件程度と言われています)。
この記事では、私が実際に行った「式場が決まるまでの流れ」を、初めての方にも分かりやすく、4STEPでまとめています。
皆さんの参考になると嬉しいです。
\最高の花嫁姿への第一歩/
この記事は消費者庁や国民生活センター・厚生労働省の発信情報を参考にし、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。
STEP1|式場探しをする前に、まずは条件を話し合う


結婚式場は数がとても多く、例えば愛知県だけでも240会場以上あります。
さらに結婚式とひとことで言っても、「ホテル婚」「ゲストハウス」「レストランウェディング」など、規模もスタイルも本当にさまざま。
実際にゼクシィで式場探しを始めようとすると、最初に条件入力を求められます。
ゼクシィで式場探しをしたときの実際の画面▼


式場探しは、情報が多すぎて混乱しますね。



私達が話した「式場探しをする前に話し合ったこと」をまとめたよ!
私が話し合った6つのこと


それぞれ見ていきましょう。
結婚式を挙げる季節や大まかな日程です。
- 準備期間はどれくらい取れるか
- 春・夏・秋・冬のどの季節にするか
- オンシーズン or オフシーズン
- 何曜日に挙げるのか?
- 大安にこだわる?
いつ挙げるかで20万円以上変わるので、夫婦で相談しておきましょう!
オンシーズンとオフシーズンの違い
夏・冬(オフシーズン)
暑さ・寒さ対策は必要⇛割引や特典が充実していることも多い
春・秋(オンシーズン)
気候が良く、ゲストが参加しやすい⇛人気が高く、料金は高め
他に考えるべきポイントを教えて!
他にも、
- 仕事の繁忙期
- 転勤や引っ越し
- 入籍のタイミング
など、お互いの生活事情も考慮して決めましょう!
挙式まで半年以内のプランやオフシーズン日は値引き交渉がしやすい傾向があります。
筆者はどう決めた?
私たちは「10月〜3月」「土曜日or翌日休みの日曜」を候補にしました。
理由は、次のとおりです。
- 夫が汗っかきで涼しい時期がいい
- 花粉症の時期を避けたかった
- 次の日を休みにしたい



価格も考えて、選ぶといいですよ!
参考記事
招待人数は、会場の規模・雰囲気・費用すべてに影響する重要なポイントです。
まずは、
- 親族
- 友人
- 会社関係
に分けて、呼びたい人を具体的に書き出してみましょう。
一般的な結婚式のゲスト数の平均は約52人(ゼクシィ結婚トレンド調査)。ただし会社関係者が多い場合は、100人以上になることもあります。



この段階で私は50〜60人ぐらいと、大まかな人数は決めておきました!
参考記事
エリア選びも、式場探しの大切な条件です。
- 今住んでいる場所
- どちらかの地元
- 両家の中間地点
- 国内・海外リゾート
など、選択肢はさまざま。
考えるポイントは、
- ゲストが参加しやすいか
- 移動や宿泊の負担はどうか



私たちは遠方から来る人が多かったので、名古屋の駅近にしました!
ゲスト目線で考えると決めやすいね!
参考記事
式場探しで避けて通れないのが、予算の話です。
- 総額でいくらまでか
- 自己負担はいくらにしたいか
- 親からの援助はあるか
ここを曖昧にしたまま進めると、見学後に「思ったより高い…」となりがち。
ハネムーンを考える方は、しっかり節約したいですよね。
この段階では、ざっくりでOKなので上限金額を共有することが大切です。
筆者はどう決めた?
私たちは400万以下を目標にして、「自己負担を0円」にできないかと考えていました。
計算は、
- 両親:200万(100万✕2世帯)
- ご祝儀:210万(3.5万✕60人)
- 合計=410万
です。
結果的には
- 結婚式の請求が423万
- 両親からの支援:200万
- 参列者のご祝儀:140万
- 親族からの祝い金:60万
- 423 – ( 200 + 140 + 60 ) = 23万
実費では、一人約10万円かかりました。
結婚式場には、さまざまなタイプがあります。
どんな会場でどんな雰囲気の結婚式にしたいかはとても重要です。
会場タイプ
- ホテル
- ゲストハウス
- レストラン
- 神社・教会 など
挙式タイプ
- 教会式
- 神前式
- 人前式 など
筆者はどう決めた?
私たちは「ゲストハウス」「人前式」を考えていました。
- 貸切感のある広々とした空間で結婚式にしたい
- アットホームな雰囲気にしたい
という理由です。



私は、神社・教会・ゲストハウスなど様々な場所の結婚式に参列しました。
意外と後回しにされがちですが、親の意向も早めに確認しておくことが重要です。
- 親族中心がいい
- 神前式がいい
- 地元で挙げてほしい
など、考え方は家庭によって違います。



私の場合、仏滅は避けてほしいと親から言われました。
あとから出てくると揉めやすいポイントなので、「どこまで尊重するか」を夫婦で共有しておきましょう。
見学や検索を始める前に、まず次の6つを夫婦で話し合いましょう。
- 日取り
いつ・どの季節に挙げるか。次の日の仕事なども考慮 - 人数
親族・友人・会社関係を整理し、招待人数を調べる - エリア
住んでいる場所・地元など、ゲスト目線で考える - 予算
総額と自己負担額の上限を共有しておく - 会場・挙式タイプ
雰囲気やスタイルの好みをすり合わせておく - 親の意向
どこまで尊重するかを話し合い、トラブルを防ぐ
STEP2|ブライダルフェアの予約をしよう!


ここでは『ブライダルフェアとは何か』、『お得に予約するコツ』について紹介
「ブライダルフェアって具体的に何をするの?」
そう思う方も多いと思います。
ブライダルフェアとは、式場側が開催する結婚式場の見学会&体験会のようなものです。予約制の場合が多く、無料で参加できます。
式場の中を見学させてもらえるよ!


具体的にはこんなことができるらしいよ!
- 試着体験……ドレスや和装を実際に試着でき、自分に似合う衣裳をイメージ
- 試食会……婚礼料理を試食でき、味だけでなく盛り付けやスタッフ対応も確認
- 模擬挙式……挙式の流れや会場の雰囲気を、ゲスト目線で体験
- 模擬披露宴……本番さながらの披露宴を体験し、演出や会場を確認
- 相談会……希望や予算をもとに、結婚式の具体的なプランや見積もりを提案



特に試食会がおすすめです!












ブライダルフェアは「特典付き」で予約するのがおすすめ
ブライダルフェアには参加者向けの「特典」が用意されているのも魅力です。
- 【来館特典】(フェアに来場した人への特典)
- 【成約特典】(その場で契約した人への特典)
の2種類があります。
実際の特典画面はこんな感じ


行くだけでお金がもらえるってすごいね!
1回のフェアは所要時間が2~3時間と長めですが、
- 高級フレンチが試食できる
- 結婚式の具体像が見えてくる
- 条件を満たせば特典がもらえる
と、メリットの多いイベントです。



しかも、下記サイトを経由するとなんと2重で特典がもらえるんです!
\特典がおすすめなサイトまとめ/
ゼクシィ | ハナユメ | マイナビウエディング | |
| 特典 | ![]() ![]() | ||
| 電子マネー | 電子マネー | 電子マネー | |
| 最大 | 9万円 | 9万円 | 9万円 |
| 掲載 | 2500式場 | 600式場 | 1800式場 |
| 特徴 | 掲載式場が多い、王道サイト | 成約時にハナユメ割あり、お得に予約◎ | 指輪探しも特典◎、特典重視の人向け |
| 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
※特典内容は時期によって変わるため、必ず公式サイトで確認してください。



私もサイト経由して、ブライダルフェアで20万円以上もらえました!
式場公式サイトから予約するよりもゼクシィやハナユメ、マイナビウエディングなどのキャンペーン対象サイトからエントリーして予約しましょう
私が8会場を回った流れと考え方


私たちは3つのサイト経由で複数会場のフェアを予約し、合計で20万円分のAmazonギフト券を受け取りました。
\もらったアマギフの一部/


また、成約するなら「どのサイト経由か」も重要なんです!
つまり、成約時の割引額は予約サイトによって大きく変わります。
予約サイトだけで?そんなことがあるんですか?!



私自身、先輩から聞いて初めて知りました。
特にハナユメ経由は割引が大きく、私の場合は合計114万円分の割引を受けることができました。


ハナユメ割の一例としては、
- 成約特典
- 衣装代の優待
- 料理代の優待
などがセットになっており、最終的な見積もりに大きく影響します。
※私が行った式場:The Opera(オペラ)⇒ストリングスホテル⇒河文⇒MAISON 8⇒AILE d’ANGE NAGOYA(エルダンジュ ナゴヤ)⇒ヴェルミヨンバーグ名古屋⇒ビアンカーラ⇒インフィニート名古屋【計8軒】
私自身、「そんなに特典もらって大丈夫なの?」と不安でしたが、式場探しの特典は公式に用意されたサービスなので安心してください。
実際、条件を満たせば93.5%の人が何らかの特典を受け取れたという調査結果もあります。
詳細は、ブライダルフェアの裏技の記事を確認ください。


STEP3|行きたい会場を決めて、ブライダルフェアで比較する


ここからは体験編です。
私が実際に行った『具体的なフェア申し込み方法』や、『フェア参加時のポイント』をご紹介します。
式場リストアップ&フェア予約の流れ
まずは結婚情報誌や式場検索サイトで条件に合いそうな式場をピックアップしました。
購入したゼクシィに、付箋でペタペタ貼る作業!
条件を入れることで、ある程度会場が絞れます
- 名古屋
- 駅から徒歩5分以内
- ゲストハウス
- 大階段がある など
最後に、インスタやネットで
「〇〇(式場名) 口コミ」
「〇〇 最悪」
と調べて、評判や雰囲気をみて数個に絞り込みました。
フェア当日は服装はきれいめの普段着でOKです。
持ち物は特にありません。
実際にブライダルフェアに行った様子


予約した日時に式場を訪れ、いよいよブライダルフェア体験です!
受付を済ませると、担当のウェディングプランナーさんが付き添って館内を案内してくれました。
実際のムービー視聴やチャペル見学など、「ここで挙げたいかも…!」と感動する会場ばかり(笑)。
ブライダルフェアでのムービー視聴


試食タイムでは実際の婚礼料理のハーフコースを無料でいただき、料理の味や盛り付けをしっかり確認しました。
「ゲストにこの料理なら喜んでもらえそう」「値段が少し高いかも!」など二人で話しながら楽しく体験できました。
婚礼料理の試食体験


フェアの所要時間は会場によりますが、私の場合どこも2~3時間程度でした。
1日3件ハシゴしたこともありますが、正直かなり疲れました。(※1日2件までが無難です)
フェアの最後には、プランナーさんとの見積もり相談があります。
希望日程・人数・大まかな内容を伝えて初期見積もりを作成してもらいました。
初期見積もりは最低限のプランで組まれることが多く、後から希望を足すとどんどん金額アップするものです。



「ケーキビュッフェをやりたい」などあるなら、最初のうちに言っておきましょう!
私たちは全ての見学会場で見積書をもらい、それぞれ総額と内訳(料理ランクや衣装枚数、含まれる演出など)をしっかり確認しました。
毎回、「今契約してくれたら◯◯万円引きします」という営業トークもありましたが、「1件目なので、即決はできません。他も見てから検討します」と丁重にお断りして帰りました。
断りのテンプレ
「すごく良かったです。ただ、親に相談してから決めたいので、今日の即決はできません」
「比較して納得して決めたいので、持ち帰って検討します」
「候補が2会場あって、どちらも見てから決めたいです」
多くの式場見学をして、知識をつけよう!
式場見学後には、2人で何を重視したいのかを改めて話し合おう!
- 第一印象や雰囲気の良さ
- 条件や優先順位とのマッチ度
- 見積もり金額と内訳



最初、興味のない『レストランウエディング』に行ったのですが、ここで挙げたいと思うほどでした!結婚式場はどれも本当に素敵だからこそ、しっかり比較をしましょう!
STEP4|式場決定前の最終確認!聞いておくべき7つのこと


見学を重ねると、だいたいの相場感がつかめて、料理の良し悪しも分かるようになり、自分たちが重視したいポイントがはっきりしてきます。
ただ、私の周りで後悔している人の多くは「式場選び」ではなく「契約前の確認不足」でつまずいていることが多いです。
ここでは、「契約前にこれだけは絶対に確認してほしいポイント7つ」をまとめました。
チェックリスト感覚で、1つずつプランナーさんに聞いてみてください。
まず最初に聞いてほしいのが、これです。
「この見積もりから、金額が上がりやすい項目はどこですか?」
ほぼ確実に上がるのは、次のような項目です。
- 料理・ドリンクのランクアップ
- 衣装(ドレス2着目、タキシード)
- 装花(特に高砂)
- 写真・映像(エンドロール、アルバム)
- ゲスト人数の増減
ポイントは、「上がるかどうか」ではなく「どれくらい上がりやすいか」まで聞くこと。
「平均でいくらくらい上がる人が多いですか?」と聞くと、かなりリアルな数字を教えてもらえます!



最初の見積もりで、込み込みの価格で出してもらいましょう!
初回見積もりは、“最低限”で組まれていることがほとんどです。
なので、必ずこう聞いてください。
「この見積もりに“入っていないけど、ほとんどの人が追加するもの”は何ですか?」
よく抜けているのは、
- 親族の着付け・ヘアメイク
- 両親の衣装レンタル
- ウェルカムスペース装飾
- 控室の飲食代
- 司会者
- 音響オペレーター
ここを確認せずに契約すると、「聞いてなかった…」という追加費用が後から積み重なります。
節約派さんにとって、ここは超重要ポイントです。
必ず、項目ごとに聞きましょう。
- ドレス
- 引出物
- 引菓子
- カメラマン
- ヘアメイク
- ペーパーアイテム
確認すべきはこの3点です。
- 持ち込みOKか
- 持ち込み料はいくらか
- 持ち込み料を交渉で下げられる余地はあるか
「持ち込みNG」よりも、「OKだけど高額な持ち込み料」の方が実質NGなケースもあります。
「提携ドレスショップあり」と書いてあっても、中身は式場によってかなり差があります。
確認しておきたいのは、
- 提携ショップは何社あるか
- 各ショップのドレス数・価格帯
- 追加料金が発生しやすいライン
- 試着の予約の取りやすさ
特に注意したいのが、「見積もり内ドレス=選択肢がかなり少ない」ケース。
「この金額内だと、どんなドレスが選べますか?」と写真を見せてもらうのがおすすめです。
モデル写真・公式写真だけで判断するのは危険です。
必ずこうお願いしてください。
「実際にこの会場で式を挙げた花嫁さんの写真を見せてもらえますか?」
見るべきポイントは、
- 装花のボリューム感
- 照明の当たり方
- 写真の雰囲気(暗すぎないか)
- 人数と会場サイズのバランス
「自分たちと近い人数・時期・雰囲気」の実例が見られると、当日のイメージが一気に具体化します。
意外と見落とされがちですが、かなり重要です。
確認したいのは、
- 契約後も同じプランナーさんが担当か
- 途中で変更になる可能性はあるか
- 変更時の引き継ぎ体制
式場選びは「箱」だけでなく、誰と一緒に作るかでも満足度が大きく変わります
最後に、現実的だけど超大事な話。
- いつからキャンセル料が発生するか
- 申込金はいくらか
- キャンセル時に返金されるか
「考えたくない…」と思う気持ち、分かります。でも、聞くなら契約前しかありません。
式場契約はゴールではなく、スタートです。
だからこそ、
- テンションが上がっている今
- 「ここに決めたい」と思っている今
このタイミングで、一度だけ冷静になることが大切です。
このSTEP4を一つずつ確認して、
「それでもここがいい」と思えたなら、
きっと後悔のない式場選びになります。
まとめ|式場探しで一番大切なのは「焦らず、納得して決めること」


結婚式場探しは、情報も選択肢も多くて、正直かなり疲れます。
私自身、8会場を回る中で「もう決めてしまいたい…」と思った瞬間も何度もありました。
でも今振り返って思うのは、後悔しない式場選びに必要だったのは、特別な知識やセンスではなく、順番と確認力だったということです。
この記事でお伝えした流れを、もう一度整理すると、
- STEP1:最初に条件を話し合い、ブレない軸を作る
- STEP2:ブライダルフェアを“情報収集と特典”の場として使う
- STEP3:本命は最後に残し、比較できる状態で見学する
- STEP4:契約前に「聞くべきこと」をすべて確認する
この4STEPを踏むだけで、「なんとなく決めてしまった」式場探しから、「納得して選んだ」式場探しに変わります。
特に大事なのは、契約前に一度だけ、冷静になること。
テンションが上がっているときほど、
- 見積もりの抜け
- 後から上がる費用
- 持ち込みや衣装の制限
こうした“後悔ポイント”は見えにくくなります。



結婚式は、人生の中でも特別な1日。でも、準備の過程まで含めて、後悔のない思い出にしてほしい。
この記事が、これから式場探しを始めるあなたの不安を少しでも減らし、「ちゃんと選べた」と思える判断の助けになれば嬉しいです。




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